『Fカップの憂うつ』・・AVじゃなかったのね（笑）

1998年・米
監督/タマラ・ジェンキンズ
出演/ナターシャ・リオン
　　 マリサ・トメイ

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14歳のビビアンは父と兄・弟の4人暮らし。
思春期を迎え、自分の大きくなった胸が悩みの種。
ある日、更正施設から脱走した従姉のリタが
ナースになるという約束で一緒に住むことに・・・
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初めてタイトルを見た時は、アダルトビデオかと思った（笑）
これはコメディーというよりも　ほろにがの青春モノ。

いつも家賃を踏み倒して夜逃げする一家。
夜逃げするわりには、
「電化製品なんて、置いていけ！また新しいのを買おう！」という父親。
おいおい父ちゃん、そんな金あるなら家賃払えよ（笑）
で、この父ちゃん、お金に困ると富豪の兄にいつものように金を無心する。
ところがさすがの兄も今回はお金を出し渋ると、父ちゃんは考えた。
兄の問題児の娘を看護学校に通わせて　
更正させるから援助してくれと提案。
かくして兄の援助で一家はゴージャスな部屋に住み、
従姉は親から逃れてラッキー。
ビビアンも　夜逃げしなくて済むと満足だったけど・・・。

夜逃げばかりの生活で将来に漠然とした不安を感じるビビアン。
そんな思いが子供のままでいたいのに自分の胸がどんどん大きくなり
憂うつな気分にさせるのだろう。
しかし14歳でFカップは　羨まし過ぎる〜〜（笑）

従姉と暮らし初めて、おませさんになるビビアン。
「大人のおもちゃ」を使ってダンスしたり、
とりあえず「経験」しちゃったり。

異性への戸惑いと興味、
家庭環境のほろ苦さ、あったかさ、
相反するものなかで揺れ動く少女ビビアン。

そうね、思春期は相反するもの間で
揺れ動くものだったね。
すっかり忘れてたよ・・・