1998年・米
監督/ダン・ローゼン
出演/マシュー・リラード
   マイケル・ヴァルタン
   ケリー・ラッセル

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デットマンズ・カーブとは、
学生が自殺したらそのルームメイトに
精神的ショックを考慮して、
自動的にオールAの成績を与えること。
その極秘措置を悪用してルームメイトを自殺に見せかけ殺し
オールAを貰おうと企てる。
しかし、自殺に見せかけて殺したはずの遺体が
なかなか見つからず、
その間に警察から疑惑をもたれた始めた主人公だが・・・
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ハーバードの大学院に行くためにはオールAが必要。
しかし最近成績が落ち始め、
ルームメイトと共謀してデッドマンズ・カーブを狙い
もう1人のルームメイトを殺害する。

このぐらいの年頃って洋の東西を問わず妙にシニカルなんだなぁ。
目的(合格・入学)のためなら
何だってやってやるさっという気持ち、
誰かを犠牲にしてもなんとかしたい気持ちって
誰でもあると思う。
でも、それを実行するかしないかは 
大きな違いだと思う。

人を陥れて入学しても、ついていけるのだろうか?
人を陥れなければ入れなかったところでしょ?
こんな風に考えるのは私が受験とは無縁の
おばさんになった証拠だろうか?

スクリーム以来、
「こう思ったでしょ?でも実はこうなんだ・・
と見せかけて真相はこれだ」
こんな感じの脚本が目立つような気がする。

この作品も一生懸命観客の予想を
裏切ろう惑わそうとする意志が感じられる仕上がり。

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